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病気 ● 鼻うがいより手軽にできる。上咽頭をピンポイントで洗浄する「上咽頭洗浄」 「家庭画報(2021/02/28)」より ● 上咽頭炎に効果的な鼻うがいの5つのメリットと重曹を使ったやり方 「はなナビ(2021.03.08)」より ● EAT イート 治療 – 塩化亜鉛溶液を用いた上咽頭擦過治療 「堀田修クリニック」より ■ 【最新刊】「上咽頭を鍛えなさい 脳の不調は鼻奥から治せ」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】 上咽頭を守リ鍛える三つの方法 鼻の億まで丸洗いできる鼻うがい 上咽頭だけをピンポイントデ洗浄する上咽頭洗浄 首を温める 口呼吸をやめる二つの方法 かっいうべ体操(口輪筋をほぐして柔らかくする) ・喉の奥から、力強く「かっ」ト声を出す ・口を思い切り横に広げ「いっー」と声を出す ・唇をすぼめて突き出しながら「うー」ト声を出す ・舌を思い切り出しながら上を向いて「べー」と声を出す 睡眠時ノ口呼吸ヲ防ぐために、口テープヲ活用 薬に頼らない治療法「EAT」 参照:堀田修クリニック 塩化亜鉛溶液を用いた治療法 .
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スペクター(DM4) 通常モンスター 星3/(闇属性)/悪魔族/攻 350/守 850 下級モンスター 悪魔族 闇属性
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永遠の渇水(DM4) 通常魔法 相手フィールド上に存在する魚族モンスターを全て破壊する。 モンスター破壊 魔法 同名カード 永遠の渇水(OCG)
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ぐれごーる・まりさが何か名状しがたい夢から目覚めたら自分の体が巨大な れてぃになっていた。 「な、なんでれてぃになってるのぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「おはよう、まr……あれぇぇぇぇぇ!?」 何故このようなことになったのか!? 東方病院院長のえーりん先生は語る。 「これは突発性白岩症候群という大変珍しい病です。 ある日突然当たり判定がデカいレティになってしまう、という病で冬頃に多い病ですね。 この間大変ピチュりやすくなりますがまぁ相手がフランじゃなければコンティニューできますし 二、三週間寝てれば治る病気です。 あ、伝染はしません」 「ベッドにはまらないから床で寝るよ……グスン」 「ご飯たくさん作るからゆっくり治そうね、れt……まりさ!!」 「職場に連絡頼むよれいむ……」 元ネタはカフカの「変身」か? -- 名無しさん (2011-04-28 15 26 16) 名前 コメント
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それでは次にあなたの身体に何か症状がでて、病院に行きガンと診断された場合を考えてみましょう。 たとえばいつも胸焼けけがしたり、空腹時に胃が痛くなったり、食欲が落ちたりして、ちょっと心配になり病院に行き、下された診断が胃ガンだったとしましょう。 この場合あなたは残念ながら、すでに進行ガンの可能性が高いのです。胃ガンは初期や早期ではあまり症状がでることはないそうです。また症状がなくても、進行ガンということもあります。それがあなたの場合、自覚症状が三つもあるので進行ガンと考えたほうが良いでしょう。 このような時自分のガンの進行度を大雑把に知ることができます。医者が手術を勧めるか、否かにより、進行度の目安がつくのです。もちろんガンはできる部位により、手術のしにくいところもありますので、一概には言えませんが、もし医者から手術を勧められた場合は、完治の可能性がある、つまり進行ガンでも比較的軽い段階だと、いえると思います。 この場合でもあなたの選択肢は二つです。一つはガンを小さくすることを主体に治癒する方法、もう一つはガンをこれ以上大きくしないことを主体に考えるの二通りです。 「そりゃやっぱりガンは小さくなって欲しいよなぁ、できればきれいになくなってくれれば、いいのだが」 そうそれが普通の考え方だと思います。現代医学もその考えに沿って治癒を進めていくはずです。胃ガンに限らず現代医学は、ガン治癒を手術を中心に方針をたてます。手術でガン細胞を全部取り除ければ、ガンは完治するという実に明解な考え方です。 「そりゃそうだ。ガン細胞が全部なくなれば、俺の体は元の健康な状態に戻るはずだ。」 おっしゃる通りです。しかし進行ガンともなると、ガンはある程度の拡がりが予想されます。 大きなガン細胞の塊が一つではなく、その周辺にポツポツと小さな腫瘍が多数あるという状況が多いようです。 この小さな腫瘍は外からの検査では、見つけるのは困難でしょう。このような時肉眼ではみえないようなガン細胞も、発生していると考えられます。 執刀医は長年の勘と経験でここらへんまでガン細胞が拡がっているだろうと、思われる部位を切除します。当然のこととして、切除する部分が大きければ大きいほど、ガン細胞が残存する可能性は低くなります。また切除する部分が小さければ小さいほど、患者さんの術後の体力消耗度は軽くなることになります。 つまりできるだけ最小限度で、ガン細胞を全て取り除くことがガン手術の命題になります。 ところが、ガン細胞と正常細胞を見分けるのは非常に難しいことなのです。ある程度の塊になればその部分は細胞本来の機能をしていないので、正常な部分との区別はつきます。しかし細胞一つ一つのレベルになると、たとえ顕微鏡でみても、ガン細胞と正常細胞を判別することはとても困難なのだそうです。 この部分を少し考えてみましょう。そもそもガン細胞とはどんな細胞なのでしょうか? 「そりゃ、ほっておけばどんどん大きくなってあちこちに転移してしまう悪い細胞だろ?」 そうだいたい本には、遺伝子の異常により、細胞増殖のコントロールがきかなくなる状態、という意味のことが書かれています。増殖のコントロールがきかないということは、いつまでも増殖し続けるということなので、どんどん大きくなるというあなたの答えは正解です。 細胞は二つに分裂することで増殖していきます。基本的には、もともとの細胞(母細胞)と、新しく生まれる細胞(娘細胞)は同一です。 細胞の形質を決めているのは遺伝子です。細胞は分裂する際、遺伝子を複製してそれぞれの細胞(母細胞と娘細胞)にわけます。この複製はミスのないように、慎重に行なわれます。しかしもしまったくミスがないとすると、この地球上に最初に生まれた生物は、単細胞生物だと考えられていますが、現在でもその同じ単細胞生物しか、この地球上にはいないことになってしまいます。 ということはどこかで遺伝子の複製ミスが起きていて、それが現在、地球上の生物の多様化につながっているのです。 人間はそれから、はるかに進化した多細胞生物です。成体になると約60兆個もの、細胞からできているといわれています。そして最初はたった1個の受精卵からスタートします。1個が2個、2個が4個、4個が8個というように分裂して、その数を増やしていきます。分裂のたびに遺伝子は正確に複製されていきます。受精卵の遺伝子も80歳のおばあちゃんの、皮膚の細胞の遺伝子も、基本的には同じものです。 ここで遺伝子イコールDNAと思っている方も多いと思いますが、実はちょっと違います。DNAの中で実際に遺伝をつかさどっている部分を遺伝子とよび、人間では全DNAの5%以下しかないそうです。 蛋白質の元となるアミノ酸を指定する暗号を持っている部分をエクソンといい、その前後にRNAがその情報を読む時のための制限領域があり、さらに両端には、分裂能力の限界に深く関わっていると思われているテロメアの領域があります。そしてさらにわけのわからないイントロンという部分もあり… 「あの~すみません、わけのわからないのはこっちなんですが…」 これは失礼致しました。わかりやすくお話ししましょう。 受精卵から成長していく過程で細胞は分裂をしていきますが、この時DNAは、ほぼ正確に複製されていきます。そして成長の過程で、細胞はいろいろな姿に変化していきます。 たとえば、皮膚の細胞、神経細胞、胃の粘膜の細胞、生殖細胞という具合にです。これを分化とよびますが、ここで重要なことは、どの細胞もDNAは、基本的に同一ということです。 それでは何が原因でこのように、いろいろな姿に分化していくかというと、DNAに書かれている遺伝情報(これが遺伝子です)を元に、生物の形質を決める蛋白質が作られるのですが、どの遺伝子をどのくらい読むかにより、その細胞の形質が変わってくるのです。 それを決める遺伝子もDNA上にあり、その情報が発現すると、次々と連鎖反応的に細胞の形質を決める遺伝子が情報発現(誘導)し、だんだんにその生物特有の姿になっていくのです。 その誘導因子の発現する順序は非可逆的で、たとえば消化器系の元となる細胞、胃の元になる細胞、胃の粘膜の元になる細胞、と順々に分化し、最終的に胃の粘膜の細胞になり、粘膜としての機能をはたしてゆくのです。 最終的な機能を持った細胞は、もはや分裂することなく、自分の役目が終わったらアポトーシス(細胞自殺)を起こして、自ら死んでいきます。 このことからガン細胞とは、分裂する能力を放棄し、最終的な機能を果たすべき細胞が、遺伝子の異常により、分裂能力を棄てきれずにいる細胞と考えられるのではないでしょうか? しかし仮にそのような細胞ができても、細胞が分裂できる回数の限度は、テロメアによって制限されます。 これではまだ無限に分裂増殖するガン細胞とは言えません。 つまりガン細胞とは、さらにもう一つテロメアを再生するテロメラーゼという酵素を作る遺伝子の情報を発現させてしまっている細胞のことをいうのではないでしょうか。 これらの異常な遺伝子を発ガン遺伝子とよんでいるようですが、分裂する能力をすてさせない遺伝子とは、成長時とか新陳代謝の時に必要な、細胞の増殖に関わる遺伝子と考えられますし、テロメラーゼを作る遺伝子は、骨髄幹細胞や、小腸の粘膜細胞のように、活発に分裂する細胞では、必ず発現している遺伝子だと思われます。 するとガンとは遺伝子の異常によって起こるのではなく、遺伝子を発現させるタイミングが、狂った細胞といえるような気がします。そうするとガン細胞も正常な細胞も、遺伝子自体には変化がないので、両者を簡単に区別できないのは、当然のことでしょう。 ただガン細胞は、おそらく充分な準備をしないうちに、必要以上に分裂してしまうので、栄養不足で分裂することになるのではないでしょうか? そのため分裂を重ねるたびに少しずつ、形質の変化が大きくなっていってしまうのではないでしょうか? ここでもう一つ大事なのは、先ほどガン細胞は1日に数千から数万個も発生すると書きましたが、ということはこのあやまりは、ある程度普遍的に生じるものであると、考えられます。 正常な細胞の遺伝子の発現量が異なるだけで、ガン細胞になるのですから、どうしてもある程度のミスは、避けられないのでしょう。 生物は総じて、「ミスが出るのならしようがない。そのミスを修復する機構を新たに身につけよう」、という方法で進化してきました。そのミスが新たな進化を生む可能性もあるわけですから。下等な動物は主に、大量生産のシステムでこのミスを補ってきたような気がします。 少々不良品がでても問題にならないほどの数で、種の維持をしてきたのです。しかし高等な動物、特に哺乳類ともなると、一度にできる子供の数は限られてきますので、新たなミスを修復する機構が必要になったと思われます。 それが新しい免疫機構、リンパ球による異物処理の能力なのではないでしょうか? 以上のことがある程度正しいとすると、ガンに対する治療の方向性が見えてくるような気がします。まあ簡単にいうとこんな感じだと思うのですが、わかりましたでしょうか? 「ZZZ…あ、うん、だいたいわかったよ。でもテロメアってなんなの?」 これは、これは、ほとんど寝てたくせに、進行上とてもいい質問をなさいますね。 テロメアとは、染色体の両端についている、DNA塩基の繰り返し構造で、DNAが環状だった頃(原核細胞)の、のりしろの部分で、相補的な一本鎖のDNAだと、考えられています。 多細胞生物ではこのテロメアを、細胞分裂の回数のカウンターとして、使っているようで、分裂のたびごとに少しずつ短くなり、テロメアがなくなると、細胞分裂の能力がなくなるものと、考えられています。 そしてテロメラーゼとは、そのテロメアの修復をする酵素でガン細胞はこのテロメラーゼの情報を発現しているので、無限に分裂する能力があると考えられています。 さて話はだいぶそれましたが、そういうことで進行ガンの手術は、どうしても拡大手術になりがちです。 拡大手術とは、身体にとってみれば、大けがをしたのと同じことなので、激しい免疫抑制が起こります。術後の感染症が即命取りになるのは、このためです。 また人間には、組織再生の能力があまり強くないので、手術の後遺症は、一生つきまとうことになります。それでも術後1カ月もすると、かなり体力も回復してきます。そしてたいていの場合、この時期から抗ガン剤治療が行なわれます。これは手術による取り残しのガンや、すでに転移しているガン、さらに多重ガンの可能性に対して行なわれる、全身的な治療法です。 しかしこの抗ガン剤が、手術後せっかく回復してきた身体に、また強烈なダメージを与えるものなのです。最初の抗ガン剤は、毒ガス兵器であるマスタードガスを基に作られました。 もともと人間を殺傷する目的で作られたものなのですから、その毒性が極めて高いのは当然です。 抗ガン剤がどのような仕組みでガン細胞に作用するかというと、分裂を阻止してガン細胞にアポトーシスにおいこむ効果があるといえます。細胞は分裂する時、DNAを複製しますが、この時普段は固く結合しているDNAの二本鎖が一本ずつにわかれます。複製はこの一本ずつになったDNAに新たなDNAが相補的に作られていくことで、行なわれでいきます。 抗ガン剤はこのタイミングで作用し、DNAの複製を阻止することで、ガン細胞をアポトーシスにおいこむわけです。 細胞には細胞周期というものがあり、蛋白質を合成したり、染色体を形成したりと、いろいろな行程をふみ、分裂します。抗ガン剤はこの中のDNA合成期に作用します。 細胞はだいたい1日に1回分裂する能力があるのだそうですが、全てのガン細胞が同調して分裂するわけではありません。ですから抗ガン剤を投与するタイミングによっては、まったく効果のでない細胞も多数存在するわけです。 しかも細胞には日周リズムがあり、夜にDNA合成期を迎えることが多いそうですが、抗ガン剤投与は夜行なわれることは、ほとんどありません。つまり抗ガン剤ではガン細胞の数は減らせるが、全滅させるのは不可能だといえるのです。もちろん強い薬を長時間使用すればほとんど全滅させることも可能でしょうが、それでは自分の身体のほうがもたないのです。 それは抗ガン剤がガン細胞だけに作用してくれれば良いのですが、分裂する全ての細胞に、作用してしまうのです。ですから抗細胞分裂剤とよぶべきものです。 人間は、成長期はもちろん、大人になってからも、生体維持のため新陳代謝をします。古くなった細胞は、寿命がくるとアポトーシスを起こして死に、最終分化一つ手前の細胞が分裂をして、その補充をします。 抗ガン剤はこの分裂、補充をする細胞にも作用してしまうのです。ちなみに脳細胞や神経細胞、心臓の筋肉の細胞などは組織形成後には分裂しないので、抗ガン剤は作用しません。(同時にこういう細胞には、ガンが発生しません) しかし身体の中でも特に活発に分裂する細胞、毛根の細胞や胃、腸の粘膜の細胞、血液を作る骨髄幹細胞などには、大きなダメージを与えてしまいます。 抗ガン剤を使うと脱毛したり、激しい嘔吐や下痢などをしたりするのは、このためです。また血液を作る骨髄幹細胞も攻撃するので、免疫抑制は三大療法の中でも、一番強く起こります。 また腎機能や肝機能も、損なわれていきます。抗ガン剤のダメージからの回復は、正常細胞のほうがガン細胞より早いので、できるだけ間隔をあけずに、投与するのが最良の方法と考えられているようです。 確かに1回の抗ガン剤治療でガン細胞を全滅させることは不可能なので、ガン細胞が再び大きくなる前に、次々と抗ガン剤を投与すれば、ガンに与えるダメージは非常に大きくなり、ガン細胞は大幅に縮小するでしょう。 しかし全滅させることは不可能なのですが、どんな検査をしても、みつからないほど小さくすることは可能です。 「あ~、それならいいんじゃない? とりあえず見えなくなるほど小さくなったということなら……」 確かにその通りです。しかし間隔をあけずに治療をするというのでは、いくら正常細胞のほうが立ち直りが早いとはいっても、回を重ねるたびに全体的なダメージは蓄積されていきます。 特に若い女性にとっては、脱毛による精神的なショックは大変なものでしょうし、吐き気や下痢で食欲不振にもなるでしょう。そしてなにより、ガンと闘う免疫力が著しく落ちてしまうのです。ですからせっかく抗ガン剤でガンを減らしても、免疫力が落ちたことにより、体内でガンと闘う力が弱くなり、再びガン細胞の増殖を許してしまう結果にもなりかねないのです。 このようにならないために大事なことは、なんといってもあなたの「気力」と「体力」です。 「こんなことで負けるものか! 絶対にガンを治してやる!」という強い気持ちと元気があれば、良い結果がでることも多くなるのです。 そしてこの苦しい抗ガン剤治療を、無事乗り越えると、あとは定期的に検査を受け、5年間何ごともなければ、一応あなたのガンは完治したと考えられます。 おめでとうございます。しかし忘れないでください。それはあなたの身体からガン細胞が完全に消えたわけではなく、単に検査でみつからないような大きさになったということなのです。ですから再発を防ぐためにも、ライフスタイルをかえる努力と、健康食品をとることは、続けたほうが良いと思います。 話は少し戻りますが、抗ガン剤の苦しさは、いくら気力があっても体力がもたないこともあるほどです。 そのような時は、逆に、勇気を持って先生に抗ガン剤治療をやめてもらうか、治療の間隔をあけてもらうように、たのんでみることも必要かと思います。 すると先生は、 「もう少しがんばればあなたのガンはよくなりますよ。」 などと言って、あまり間隔をあけずに抗ガン剤をうちたがる例が多いようですが、自分の身体のこと、つまり自覚症状は自分にしかわかりません。いくら検査で数値が良くとも、あなたが本当にしんどいと思ったら、勇気を持って先生に言うべきです。 それは弱気ではありません。逆にしんどいと思っても何も言わず治療を続けてしまうほうが、弱気といえるのではないでしょうか。私は妻の時あまりに副作用がひどいので、 「なんとかなりませんか?」 と相談にいったら、先生は即座に、抗ガン剤治療からホルモン療法に、切り替えてくれました。(ホルモン療法はガンの進行をおさえるねらいの治療法なので、あまり副作用はありません) その時はあまり簡単に変更されたので、逆に不安にもなりましたが、今にして思うと、この先生の判断はとても素晴らしく、本当に名医だと思います。 娘の時は、ガンが転移していることがわかり、体重もどんどん落ちてきている状態での抗ガン剤治療を、できるだけ間隔をあけてもらうような方向で頼みました。間隔をあけ、できる限り外泊の機会を増やしてもらい、体力の回復を第一に考えていたのです。外泊には車椅子を使うほどでしたが、それでも娘は家にいる時は、病院にいる時より、格段に元気そうで食欲も旺盛になりました。 二人とも現在はとても元気で、普通の生活をしています。(身体にガン細胞はありますが、) 正解は神のみぞ知ることですが、時には先生の治療方針に、意見をするくらいの気力も必要だと、感じています。 進行ガンで手術をする場合、このように術後に抗ガン剤治療を行なうことが多いと思いますが、ガンの種類によっては、術前に放射線治療を行なうこともあります。 これはガン細胞を手術前にできるだけ小さくして、手術における患者さんの負担を、できるだけ小さくするのが主な目的です。 放射線療法とは、高エネルギーの粒子をガン細胞に照射し、ガン細胞にアポトーシスを起こさせる治療法です。 細胞に高エネルギーの粒子があたるとDNAに損傷がおきます。ある程度のレベルまでは細胞の自己修復能力によって、この損傷は治されますが、エネルギーが強くなるにしたがい、修復しきれない異常な細胞がでてきます。そしてさらにエネルギーが強くなると、細胞はもはや修復をあきらめて、アポトーシスを起こして死んでしまいます。 中程度の放射線をあびると、細胞がガン化する確率は格段にあがりますし、高レベルの放射線を全身にあびると、人間は即死してしまいます。放射線療法は高レベルの放射線をガン細胞だけにあてて、ガン細胞だけを死滅させるのが、ねらいです。 現在では技術的に大変進歩して、ほとんどガン細胞だけを狙い撃ちすることが可能になってきているそうです。それでも上皮をはじめ、どうしても正常細胞にも損傷を与えてしまいます。 またガン細胞といえども、もともとは自分の身体の一部なので、それに損傷を与えるということは、やはり免疫抑制は起こります。 そしていくら技術が進歩したといっても、事故がまったくおきないとは、言いきれないようです。さらに専門の医師や技術者も不足していると、聞いています。 今述べた、手術、抗ガン剤治療、放射線治療が現代医学のガンに対する、三大療法といわれています。それぞれに特色のある治療法なのですが、共通点もあります。 その一つ目は、ガン細胞を縮小させる能力が強いということです。 どの治療法もガン細胞に、直接的な攻撃をします。0にすることは不可能ですが、検査でみつからないような大きさにすることは可能です。 二つ目の共通点は、どの治療法も、身体の元気を損なうという、欠点を持っていることです。 つまり、免疫抑制が起こってしまうのです。 特に抗ガン剤治療の場合は、血液を作る骨髄幹細胞を直接攻撃するので、三大療法の中でも、免疫抑制は一番強いといえるでしょう。このためせっかくガン細胞が縮小しても、免疫力の落ち込みにより、元以上の勢いで、元以上の大きさになることも、充分ありえるのです。 仮にこのような事態になった場合には、最悪の結果を覚悟しなければならない可能性が、非常に高くなります。また免疫抑制により、感染症など他の病気にかかる危険性も、増してしまいます。これが三大療法一番の問題点で、治療をしたために逆に命を縮めるという結果になるリスクがあるのです。ですから治療による免疫力の落ち込みを、最小限にくいとめるためにも、患者側の免疫療法が非常に重要になるのです。 三つ目の共通点は、これは三大療法に限らず、どの治療法についても、いえることなのですが、治療技術が日進月歩で向上しているということです。 つまり今は難しくても、明日になれば、有効な治療法がみつかることもあるのです。(たとえば5年後をメドにレーザー針による、温熱療法が実用化するというニュースもありました。)そのために時間をかせぐ、つまり延命をする、それもできれば元気な状態で延命をするというのは、特にガン治療において、大きな意味を持っているのです。 そういう観点からいくと、この段階でも病院での治療を受けずに、免疫療法だけでガンに対応するという選択肢もあるのです。 たとえば仕事の都合や、経済的な理由、また家庭の事情等で、病院での長期間の治療を受けるのが困難な人が、免疫療法で元気な状態で延命をし、条件がある程度おりあったところで、病院での治療を受けるというようにです。 しかもその時には、現在よりもさらに進んだ、安全で確実な治療法が、確立されているかもしれないのです。 「でもその免疫療法だけで、元気な状態で延命するというのは、可能なのか?」 それは良いところに気がつきましたね。確かに初期や早期のガンと違って、この段階のガンには免疫力の増強だけで、ガン細胞の増殖をおさえるのは、難しいかもしれません。いくらリラックスした状態を長く保てば良い、とわかっていても、日々の生活の中でそれが許されない状況がでてくることもあるでしょう。 特にあなたくらいの年齢になると、仕事においても家庭においても、責任ある行動を迫られることも多くなり、否応なしにストレス状態にさらされる可能性も強いと思います。そこで健康食品を、より抗ガン性の高いものにする、必要があるかもしれません。 その一例として、阿部博幸先生の時間差療法をお奨めします。(詳しくは阿部博幸先生著の『秋ウコン、アガリクス、フコイダンの時間差療法』をぜひお読みください。) これは秋ウコン、アガリクス、フコイダンという3種類の抗ガンサプリメントを、それぞれの特色を活かし、また人間の日周リズムまで考えて、朝昼晩と飲み分ける治療法です。 今の元気な娘があるのは、この先生の本のおかげだと、断言できます。(娘にはこの他キトサンとドクタートロンという電子医療機器を使っています。) 私のような素人がこの先生の本の解説をすること自体、失礼の極みなのですが、とりあえず各サプリメントの飲む時間と、ガンに対する効能を書いておこうと思います。 まず「秋ウコン」(植物)です。 これは抗血管新生の作用を、おもに担当します。ガン細胞はある程度の大きさになると、栄養と酸素を補給するために、自分専用の血管を作る能力があるのだそうです。秋ウコンには、この血管新生を阻害する効果があるのだそうです。そしてこの血管新生は、朝活発に起こるので、秋ウコンを飲む時間帯は“朝が一番有効”であると、書かれています。 そして「アガリクス」(キノコ)です。 これは免疫力増強の仕事が主になります。キノコ類は、免疫力増強の効果のある、抗ガンサプリメントも非常に多いのですが、阿部先生はその中でも、アガリクスをお奨めになっています。これは人間の免疫力が落ち込みだす“昼に飲む”のが最良だということです。 最後に「フコイダン」(海藻)です。 これにはガン細胞にアポトーシスを起こさせるという、特殊な能力があるのだそうです。しかも正常な細胞には一切作用しない、つまり副作用のまったくない、まさに夢のような抗ガンサプリメントなのです。ガン細胞は夜おもに増殖するので、フコイダンは“寝る前に飲め”ばいいと、書かれています。 この秋ウコン、アガリクス、フコイダンによる、時間差療法は必ずや、あなたのガン治療に大きな効果をもたらすことを、信じています。 「なんだ、そんないい治療法があったのか! それなら最初からそれでいけばいいのじゃないのか?」 おっしゃる通りです。ガンは早ければ早いほど治る確率は高くなります。つまり早期治療はガンを克服するうえで、最も大切なことだと思います。 「アンタさっき早期発見、早期治療が、ガン患者を増やしていると、言ってなかったか?」 良く覚えてますね。確かに三大療法は全て免疫抑制を起こす、つまり身体から元気を奪い取る治療法なので、素早く治る可能性も高いが、今より悪くなる恐れもあると言いました。 しかしこの時間差療法をはじめとする免疫療法には、副作用がなく、身体に元気を与えて、ガンと闘う治療法です。だから少なくとも、やらないよりは、やったほうがいいという治療法です。しかしそれにもまったく問題がない、というわけではありません。 現在市場では、数多くの種類の抗ガンサプリメントが出回っています。 アガリクス一つにしても、何十種類もの商品が、陳列されています。 そのうちのどれを選ぶべきかは、私たちにはなかなか判断ができません。薬ではないので、効能を書くことは禁止されています。成分は書かれていますが、われわれ素人には、それを見ても良くわかりません。 おのずと一番わかりやすい値段で選ぶことが多くなります。これが正直あまり安い買い物ではないのです。なぜかというとあまり値段が安いと、ほんとに効き目があるのだろうかと、まるで根拠のない心配をし、ついついそれなりの価格のものを購入するようになります。 また、健康保険も適用されず、医療費控除の対象にもなりません。ですから本当は予防のためにも、あなたくらいの年齢になれば、飲み始めていただきたいのですが、経済的に少しどうかと思います。 そこでガン患者側として、切なる願いごとがあります。それはこの種の健康食品を、薬に準ずるものとして、扱ってほしいのです。抗ガン作用が強い、確かな商品については、健康保険が適用され、医療費控除の対象となるような。そうすれば当然品質管理も厳しくなるので、よりよい商品が、より安い価格で、われわれに提供されることになるでしょう。 そのためには、ぜひ医療機関による専門的な研究が必要です。最近は健康食品をとり入れたガン治療をしてくださる病院も、だいぶ増えてきたように本には書いてあります。 しかし私の娘や妻がお世話になっている病院では、このような健康食品に、ほとんど興味を示されることはありません。特に娘は現代医学が見放したほどの症状だったのが、学校に普通に通えるまでに回復しているのですから…。健康食品がなんらかの効果があることは、もはや疑いようのない事実です。 それなのになぜか先生達は、健康食品の話題をまるでとりあげようとしません。私にはこれがとても、残念でかつ不思議です。 本来医師とは、患者の病気を治すのが仕事です。まして大学病院(娘がお世話になっている病院です)ともなれば、より多くの同じ病気で苦しんでいる患者さんのために、研究することを義務づけられている機関であると思います。 それなのにあと半年か1年と診断した娘が、1年2カ月後の現在、元気で学校に通っているという事実に対して、もっと興味を示し、研究する必要があるのではないでしょうか。 娘と同じ病気で苦しんでいる方は、全国に何万人といらっしゃるでしょう。そのうちの何%かの方でも、娘と同じ治療をすれば、健康になる可能性があると思います。 私はけっして娘が奇跡の子だとは思っていません。ごく普通の娘が、それなりのことをした結果が、現在の状態になっているだけだ、と思っています。 医療機関としても、私たちが娘にしてきたことを、真剣に研究していただければ、娘と同じ病気で苦しんでいる方、いえ、もしかすると全てのガン患者さんのために、大いなる力になると確信しています。 そうなれば、よりよい健康食品をより安価で求められる、いえ、欲をいえば病院で処方してもらえるようになれば、私たちガン患者側の負担も、かなり軽くなるとは思うのですが、どうでしょう? (2005年5月4日) つぎへ 「進行ガン後期」>
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かいけつびょう 自作 ビタミンCは元々この病気に対処するためにオレンジから抽出された、 ヒドロキシプロリンの欠乏により組織間を繋ぐコラーゲンや象牙質などに障害を受け、 出血性障害や歯の脱落などの症状がおこる病気を何というでしょう? (2011年12月4日 Twitterで出したアレ ) タグ:学問・その他 Quizwiki 索引 あ~こ アスコルビン酸 ヒドロキシプロリン
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25位 新生児マススクリーニング アミノ酸代謝異常:フェニルケトン尿症・ホモシスチン尿症・メープルシロップ尿症 糖質の代謝異常:ガラクトース血症 内分泌疾患:クレチン症・先天性副腎過形成症 フェニルケトン尿症(フェニルアラニン)・ホモシスチン尿症(メチオニン)・ メープルシロップ尿症(ロイシン) 以上3項目の検査がGuthrie法、3つとも~尿症。 ガラクトース血症ではgal-1-pトランスフェラーゼ欠損(Beutler法)、 ガラクトース(Paigen法) クレチン症はTSH、先天性副腎過形成症は17-OHプロゲステロンを測定する(RIA法) 日齢5に足底穿刺により採血、それを濾紙に染み込ませたものを用いる。 フェニルケトン尿症:先天性のアミノ酸代謝異常症の中では最多、 フェニルアラニン→チロシンの反応における酵素または補酵素の機能的欠損 この代謝副産物が中枢神経系に蓄積することで、無治療の場合は精神遅延をきたす またチロシンから誘導される甲状腺ホルモンやメラニン、カテコールアミンの不足による各症状が生じる、 原発性甲状腺機能低下症、メラニン不足で頭髪や皮膚の色が薄くなる、 カテコールアミンが欠乏することで神経症状も呈する ただし、チロシンは食餌中から摂取できるためこれらの症状があらわれないこともある フェニルアラニンは必須アミノ酸なので低フェニルアラニン食を血中濃度と 照らし合わせながら続ける対症療法を行う 脳の発達が終わった後も、生涯治療を継続することが望ましいとされるようになってきた ホモシスチン尿症:メチオニン代謝の中でホモシスチンがシスチンに変換されず、 体内に多量に蓄積され尿中へ排出される 1歳過ぎから知能障害が出始め、3歳ごろからは骨格異常による高身長・四肢指伸長・続発性の骨粗鬆症、 水晶体偏位による視力低下・緑内障などを引き起こす、Marfan体型+精神遅滞 血中ホモシスチン濃度を下げるため、メチオニンを制限または除去した食事療法を一生継続して行う 最終生成物であるシスチンが不足するためシスチンを添加した食事療法も行う メープルシロップ尿症:分枝アミノ酸であるロイシン、イソロイシン、バリンの代謝経路にある α-ケト酸脱水素酵素複合体の活性が低下するために生じる、 α-ケト酸が体内に貯留するため尿や汗からは特有のメープルシロップのような甘いにおいがする 哺乳力の低下、吐乳、痙攣、嘔吐、意識障害、呼吸障害などが見られ、 治療を施さなければ麻痺、発育障害、知的障害をきたして死に至る 急性期においては高カロリー輸液の投与、腹膜透析、交換輸血。 軽症例にはα-ケト酸や分枝アミノ酸の脱炭酸に働くビタミンB1を大量投与により改善する場合がある 食事療法としてLeu、Ile、Valの摂取制限、 本症でない乳児に使用すると分枝アミノ酸欠乏を生じるため禁忌 ガラクトース血症:日本では低く、イタリアでは頻度が高い、ガラクトース代謝酵素が少ないか欠損 細胞破損による肝硬変、毛細血管損傷による腎不全、水晶体に浸透圧損傷を起こし発生する白内障、 敗血症、髄膜炎などを引き起こし言語障害、失調、測定障害、骨粗鬆症、早発閉経などの合併症を伴う 食事療法によって乳糖とガラクトースを摂取しないことが大切、 母乳や牛乳を避け、豆乳や調合ミルクなどの摂取に切替えなければならない 早期に対処を施しても、発声障害、学習障害、震えなどの神経系損傷、 女子の場合は卵巣の障害などといった長期にわたる合併症を発症してしまう場合がある クレチン症:橋本病によるものが多い、TSH不足・TRH不足のものは脳腫瘍性に生じることが多い 先天性副腎過形成症は大体分かるので割愛 24位 抗不整脈薬 頻脈型に対して Ⅰa:心房性不整脈に使用、キニジン・プロカインアミド・ジソピラミド 心筋細胞膜のNaチャネルを抑制して活動電位の立ち上がりを抑制して伝導抑制を主作用とする、 QTは延長する 副作用:キニジン(皮疹、高度伝導障害)、プロカインアミド(ループス様症状)、ジソピラミド(尿閉) Ⅰb:心室頻拍に使用、リドカイン、心筋の活動電位持続時間を短縮させる、副作用に全身痙攣、悪性高熱 Ⅰc:心房性不整脈薬に使用、電位の持続時間には影響を与えない、 上2つよりも強力な抗不整脈作用、あんまり出ない Ⅱ:β遮断薬プロプラノロール、陰性の変時・変力作用により洞性頻脈に効果的 Ⅲ:Kチャネル抑制により不応期を延長させる、アミオダロン、 消失半減期が長く副作用が重篤(間質性肺炎、甲状腺異常、肝障害) Ⅳ:Caチャネル拮抗薬、洞結節や房室結節に作用して心拍数を減少させたり心収縮力を低下させたり ベラパミル(降圧・徐脈・抗不整脈薬作用)、ジルチアゼム(降圧・抗狭心症・徐脈作用) 房室ブロックをきたしうるのはベラパミルの方 ATP:房室・洞結節の抑制作用により房室・房室結節内回帰性頻拍を停止する 徐脈型に対して アトロピン:洞性徐脈や房室ブロックに対して使用、抗コリン作用で迷走神経を抑制することで 洞結節・房室結節に対して陽性の変時作用を持つ β刺激薬:洞結節の自動能を促進、房室結節の伝導促進 23位 PIE症候群 PIE症候群: pulmonary infiltration with eosinophilia syndrome 好酸球が関与する肺炎のうち末梢好酸球が増加するもの 最近では好酸球性肺炎(好酸球を伴う肺浸潤をきたす一連の症候群)にまとめられている 急性好酸球性肺炎:若年男性の喫煙し始めに多い、1週間以内に出現増悪する発熱、咳、呼吸困難 血中好酸球↑、IgE↑、BAL中好酸球↑(25%以上)、両側びまん性の浸潤影、胸水(+)、 ステロイドに対する反応は良好、自然軽快例あり、予後良好で再発は少ない 慢性好酸球性肺炎:数週~数か月の経過で発熱、咳嗽、 X線で外側辺縁優位の移動性の末梢浸潤影、末梢血好酸球↑ 中高年の女性に多い、症状・所見は急性のと類似、少量ステロイドの長期投与にて治療、再燃は多い 薬剤性:ペニシリン・ニトロフラントインなどによる 寄生虫性:レフレル症候群 真菌性:ABPA(アレルギー性気管支肺アスペルギルス症) 膠原病・血管系疾患:ウェゲナー、CSS、結節性多発動脈炎、リウマチ性疾患など 過敏性肺炎では好酸球増加は認めない 22位 皮膚の腫瘍 有棘細胞癌:表皮の角化細胞が悪性化して増殖したもの、頭部・顔面・四肢の露光部に好発する 発症には紫外線・慢性炎症・放射線が関与、前駆症状としてBowen、光線角化症、熱傷瘢痕、 白板症、尋常性狼瘡、色素性乾皮症などがある。 腫瘍は淡紅色で小さな結節状から腫瘤状へと増大して、やがて潰瘍や糜爛を形成する、 壊死に至ると特有の悪臭を呈するようになる、組織は角化傾向を有する異型性の有棘細胞が見られる 角化傾向が少ないほど悪性である、 治療は早期であれば外科切除、外科的切除、リンパ節転移があれば廓清、その他化学や放射線も 基底細胞癌:皮膚癌の約50%、表皮の基底細胞から発生、紫外線曝露による光老化が関与している 脂腺母斑や色素性乾皮症から生じるものもある、ヒ素、放射線も関与 顔裂線(鼻・口唇上部・頬・眼瞼下部)に好発、表面平滑で黒~黒褐色の結節、 進行すると中央部に潰瘍、組織では腫瘍細胞が蜂巣を形成してその辺縁に柵状構造を形成する 転移は非常にまれ、外科切除と放射線で根治できる 白人の基底細胞癌では色素を欠く 悪性黒色腫:メラノサイトが悪性増殖、肢端黒子型(最多)、結節型、表在拡大型、悪性黒子型、 慢性的な機械的刺激、外傷、紫外線が原因、色素性母斑、悪性黒子、色素性乾皮症が発症母地となる 辺縁不整で不均一、非対称、7mm以上、などが特徴、原発病巣の厚さで予後を判定する 5-S-CDがマーカー、色が濃いほど悪性というものではない 放射線感受性は低いので外科切除が治療の原則 21位 分子標的薬 イレッサ(ゲフィチニブ) EGFR 非小細胞肺がん ハーセプチン(トラスツズマブ)HER2 乳がん グリベック(イマチニブ) Bcr-Abl, KIT、消化管間質腫瘍、CML、Ph染色体陽性ALL ネクサバール(ソラフェニブ) Raf, VEGFR-2, FLT3 腎細胞がん アバスチン(ベバシズマブ)VEGF 大腸がん リツキサン(リツキシマブ) CD20 B細胞リンパ腫 ゼヴァリン(イブリツモマブ) CD20 B細胞リンパ腫 20位 骨腫瘍 骨軟骨腫:骨幹端の軟骨内骨化をおこしている部位に好発する、大腿骨下端や脛骨上端など。 10~30歳に好発する、原発性骨腫瘍の中では最多、キノコ状の骨性隆起(軟骨帽)が起きて疼痛が生じる 小児では無症状なら経過観察、疼痛が強ければ切除、成人となると成長が停止するので軟骨帽も消失する 20%程度が軟骨肉腫へと変化する 軟骨肉腫:原発性悪性腫瘍では骨肉腫に次いで多い、あらゆる年齢層に生じ、性差は無い 軟骨部に腫瘍が生じ、X線では骨髄内の透明巣に斑状石灰化を認める、骨膜反応は少ない 化学・放射線は無効なため基本は手術 内軟骨腫:骨軟骨腫に次いで多い、10~30歳、手足の短管骨の骨幹端部に生じて病的骨折をきたす X線にて菲薄化した骨皮質と境界明瞭なすりガラス状の透瞭像が認められる 掻爬・骨移植により治療 類骨骨腫:長管骨の骨幹部、10~20代に多い、夜間痛が特徴でアスピリンが有効 腫瘍は硬化像の中心に透明巣(nidus)を持ち、nidusを含めた切除を行う 骨巨細胞腫:膝関節・橈骨の骨端~骨幹端に境界明瞭な骨吸収像、soap bubbled appearance(地図状骨破壊) 腫瘍の発育は緩徐で、患部の疼痛・腫脹・病的骨折をきたす 十分な掻爬を行い、場合によっては骨セメントで充填する 骨軟骨腫:キノコ、 軟骨肉腫:悪性、 内軟骨腫:指、 類骨骨腫:骨幹部、 骨巨細胞腫:骨端部 19位 中耳炎 急性中耳炎:多くは耳管経由の細菌感染による(インフル菌、肺炎球菌、黄ブ菌) 耳管機能が未発達である幼小児に好発する 発熱や鼻汁過多などの感冒症状が先行し、次いで耳痛・耳漏が出現する。 耳閉塞感と伝音難聴、耳鏡検査にて鼓膜の発赤と腫脹、 抗生物質の投与と、膿貯留があれば切開排膿、 急性期の耳管通気は細菌侵入を助長するのでやらない 滲出性中耳炎:耳管の狭窄・開放症により上咽頭の細菌が中耳腔に入り込む 基礎疾患は咽頭炎、副鼻腔炎、アデノイド増殖症、上咽頭腫瘍など、 5~6歳に好発、8歳を過ぎると激減する(耳管機能発達により軽快) 耳漏・耳痛(-)、ティンパノグラムでBあるいはC型、滲出液が貯留しており鼓膜は内陥、 耳管通気や切開排膿、鼓膜チューブ留置術にて治療する 慢性中耳炎:鼓膜穿孔、伝導難聴、粘液性耳漏が3徴、急性中耳炎からの慢性化が多い 緑膿菌感染、側頭骨気胞化不良、糖尿病などによる、肉芽腫を形成、耳痛(-) 6歳以前では乳頭蜂巣の発育抑制、A-B gap、伝音難聴が高度な場合は鼓室形成術を行う 18位 DNAウイルス パルボウイルス:伝染性紅斑のB19のやつ パピローマウイルス:HPV ヘルペスウイルス:おなじみヘルペスファミリー へパドナウイルス:B肝だけはDNAというのは有名 ポックスウイルス:痘瘡ウイルス ポリオーマウイルス:JCウイルス、BKウイルス アデノウイルス:アデノウイルス 下手に何か作るよりも、上から順に『パパヘヘポポア』で覚えた方が早いです。 17位 目の検査機器 細隙灯顕微鏡検査:結膜・角膜・虹彩・水晶体・硝子体までを観察する 眼底検査:直像法(後極部の一部が大きく見える、普通の眼底鏡) 倒像法(広範囲の眼底が見える、でっかいレンズで拡大する) Goldmann三面鏡:中央のミラーで硝子体を観察できる、他に隅角・網膜も観察できる Goldman圧平眼圧検査:緑内障の観察 16位 関節液の性状 関節リウマチにて:外見は淡黄色・混濁(WBC↑)、糖↓、蛋白↑、粘稠性↓、ムチン↓、 IgGリウマトイド複合体(+)、補体価↓ 炎症性疾患では粘稠度が低下、液量は増加する 粘稠度は滑膜細胞から分泌されるヒアルロン酸によるもの 変形性膝関節症:黄色味が強くなる 15位 細菌性食中毒 潜伏期:ブ菌とウェルシュが当日、翌日はビブリオ、サルモネラ、ボツリヌス、 2日以降はカンピロ、エルシニア、大腸菌 加熱無効:ブ菌、フグ毒、毒キノコ 毒素原性大腸菌ETEC:易熱性(コレラに類似)と耐熱性の2種類の毒素を産生、とぎ汁様下痢 腸管組織侵入性大腸菌EIEC:菌が細胞内に侵入、赤痢に類似した膿粘血便 腸管出血性大腸菌EHEC:べロ毒素が侵入して傷害、蛋白合成が阻害される、重症例で出血性大腸炎 約10%にHUS、急性脳症合併 ←発症早期の抗菌薬投与で合併症を予防可能 腸管凝集付着性大腸炎EAEC:付着や毒素産生、小児下痢症のひとつ、水溶性下痢 細菌性赤痢:国外での感染、潜伏期1~3日、全身倦怠感、急激な発熱、水様→膿粘血便、 テネスムス(病変が直腸に達すると生じる)、志賀毒素は蛋白合成を阻害、べロ毒素と類似 ニューキノロン系、整腸薬(乳酸菌を増やす) サルモネラ:夏季に鶏卵、マヨネーズ、加熱不十分な食肉の摂食後、カメとの接触後1~3日で発症 悪心・嘔吐、緑色水様下痢、腹痛、発熱全部あり、基本的に対症療法のみ、 免疫不全者・重傷者には抗菌薬投与(ニューキノロン、ホスホマイシン) コレラ:河口に生息、魚介類や水から経口感染、潜伏期1~3日で 突然の発熱・腹痛(-)の水溶性下痢と悪心を伴わない嘔吐、腸液喪失で代謝アシ 適切な輸液、重症例にはTC、ニューキノロン投与 腸炎ビブリオ:好塩菌、水温15℃以上で増殖、潜伏は12時間前後、激しい腹痛と水様~粘血便 食前の加熱が有効、対症療法のみで数日で自然治癒、使うならニューキノロン カンピロバクター:食肉、生乳、ペットとの接触で感染、2~7日の潜伏 コイル状菌体のらせん運動、細菌性食中毒では最多、細胞内侵入型、発熱、腹痛、水様→粘血便 ペニシリン・セフェムに耐性、エリスロが第一、感染後にギランバレー、反応性関節炎の発症 赤痢>腸チフス>コレラ>パラチフスの順の頻度 感染毒素型:ウェルシュ、ビブリオ、コレラ、O157 感染性:赤痢、サルモネラ、カンピロ、チフス 14位 TORCH Toxoplasmosis トキソプラズマ:原虫が血液やリンパ液に乗って全身に運ばれるため、 胎盤を介して胎児に感染する 出生直後は無症状で、数年して精神遅滞や神経症状で発見されることが多い 四主徴:①網脈絡膜炎・ブドウ膜炎 血行性に原虫が眼に移行する。 眼底検査にて黄斑部を中心に 強膜を露出した網脈絡膜炎の瘢痕萎縮として発見されることが多い。 ②水頭症 ③脳石灰化 ④精神運動障害 その他、小脳症、リンパ節腫大 、肝脾腫 母体に対してマクロライド系抗生剤のスピラマイシンやサルファ剤などを投与する Other agents:梅毒、水痘、コクサッキー、B肝など Rubella 風疹:胎盤の形成が未熟な妊娠初期に高率に垂直感染し、 白内障・動脈管開存症・感音性難聴などの古典的三主徴を生じる 0~12週で感染すると高率にCRSを発症、12~18週なら難聴のみ、それ以降ならほぼ発症しない 出生前にはIUGRであることが多い Cytomegalovirus サイトメガロウイルス:抗体保有率が70~80%に減少している 経胎盤感染した児の10%が巨細胞封入体症(CID)を発症する 小頭症・脳内石灰化・精神遅滞、網脈絡膜炎、感音性難聴、貧血・黄疸、肝脾腫、低出生体重 Herpes simplex 単純ヘルペス:産道感染が問題となる、潰瘍があれば帝王切開 新生児ヘルペスに対してはアシクロビルを投与 表在型:限局性の水疱、中枢神経型:脳炎による痙攣など、後遺症を残す 全身型:敗血症様症状、DIC、MOF、産道感染では全身型の発症が多い HBV感染予防策:HBs(+)のみならローリスク、HBe(+)もあればハイリスク 出生直後のHBIG筋注と、2~5ヶ月までのワクチン皮下注、 ハイリスクでは2か月でのHBIGと抗原・抗体検査を追加する HIV感染予防策:なにもしないと垂直感染率20~40%、 妊娠中の母体にAZT単剤またはHAART療法にてHIVの増殖を抑制する→帝王切開 出生した児にAZTのドライシロップを継続的に投与、人工栄養 これらの予防策により垂直感染率を2%以下まで低下させることができる 13位 ゴーシェとかニーマンピックとかあの辺 Gaucher病:グルコセレブロシダーゼの活性低下によりグルコセレブロシド(糖脂質)を セラミドに分解できず、肝臓、脾臓、骨などにグルコセレブロシドが蓄積してしまう疾患である。 ライソゾーム病、先天性代謝異常症に分類される。世界に約5000人、ユダヤ系に多い。 肝・脾臓の肥大、骨髄内のGaucher細胞による産生低下と脾機能亢進による貧血症状、 骨髄にゴーシェ細胞が蓄積するために、骨髄内の血流障害や骨皮質が薄くなるため、 病的な骨折、骨痛、骨変形、タイプによっては神経症状が出る患者もいる、 脳にゴーシェ細胞が蓄積され、けいれん、斜視、開口困難などの症状 臓器摘出・切除法、酵素補充療法、骨髄移植、生後6か月までに発症して1~2歳で死亡 Niemann-Pick病:スフィンゴミエリナーゼ欠損によりスフィンゴミエリンが蓄積 A型(乳児神経型)は生後数か月から肝脾腫、退行が進行する、こっちの方が多い、3~4歳で死亡 B型(非神経型)は神経症状がなく、小児期から肝脾腫が出現する、こっちは予後が良い 骨髄移植により肝脾腫が縮小する Fabry病:伴劣、αガラクトシダーゼA欠損により全身にセラミドトリヘキソシドが蓄積する 発熱と四肢痛、低汗症、皮膚に被角血管腫、腎障害、心筋障害、 四肢疼痛に対してカルバマゼピン、心不全症状に対して薬物療法など Tay-Sachs病:GM2ガングリオシドーシス、GM2ガングリオシド蓄積症、常劣 生後6カ月程度で発達遅滞で発症、2歳くらいで死亡、有効な治療法はなし 錐体路症状、腱反射亢進、知能障害、痙攣、巨頭症、眼底チェリー、失明 12位 GCS 開眼:1~4 4:自然に開眼 3:命令すると開眼 2:痛みに対して開眼 1:開眼しない きれいにJCSと対応しています。覚えやすい 言語機能:1~5 Verbalの5と覚える 5:見当識がある 4:意味のない会話をする 3:意味のない単語を発する 2:単語にならない発語のみ 1:反応なし 運動機能:1~6 MMTも6段階だからそれとこじつけて覚える 6:命令通りにできる 5:痛み刺激部位がわかる 4:痛みに対して手足を引っ込める 3:病的屈曲(除皮質硬直)、2:伸展反応(除脳硬直)、1:反応なし 言語と運動がとにかく覚えにくいですね。JCSとの差別化を図っているので当然っちゃあ当然ですが。 実際の問題を通して練習するしかなさそうです。 11位 内視鏡的治療の適応範囲 食道癌 絶対的適応:壁深達度m2まで、かつ周在性2/3以下のもの 相対的適応:m3~Sm1でリンパ節転移(-)のもの 食道静脈瘤 内視鏡的硬化薬注入療法EIS:予防的治療、潰瘍の合併に注意する 緊急時・非代償性肝硬変例にも施行可能 内視鏡的静脈瘤結紮術EVL:単独では再発が多いので硬化療法との併用が多い、 胃癌 ①分化型腺癌、②潰瘍所見を認めない、③20mm以下、④明らかなsm所見を認めない 胃ポリープ 胃腺腫に対してEMRが勧められる 大腸癌:リンパ節転移の可能性がほとんどなく、切除可能な大きさと部位である ①MおよびSMに軽度浸潤する癌、②最大径2cm以下、③肉眼型は問わない 術後の病理標本で浸潤(+)や低分化型であれば追加切除を行う 10位 鼠径ヘルニア 外鼠径ヘルニア:男性に多く、小児>成人、鼠径ヘルニアの大部分 内鼠径輪(外鼠径窩)から入って鼠径管を通って外鼠径輪から陰嚢へ出る 小児の外鼠径ヘルニアは先天性の腹膜腱鞘突起の開存による 1歳を過ぎると自然治癒は期待できない 立位・腹圧上昇で増大する鼠径部の腫瘤、乳児期には嵌頓が多い、silk sign 下腹壁動静脈の外側に位置する、触診にて動脈をヘルニア内側に触れる 治療は小児ではヘルニア嚢の高位結紮、鼠径管補強は行わない 成人では鼠径管後壁をメッシュで補強する 内鼠径ヘルニア:男性、中年、肥満に多い、ヘルニアの1%程度 鼠径三角(内鼠径窩)から腹壁を貫通して外鼠径輪から脱出する 鼠径部の半球状腫瘤、嵌頓は稀、下腹壁動静脈の内側に位置する 外鼠径と同じく鼠径管後壁を人工メッシュで覆う 大腿ヘルニア:中年以降の経産婦に多い、鼠径ヘルニアよりも稀 右>左、片側性が多い、鼠径靭帯の下の大腿管を通り、 大腿動静脈の内側に腫瘤が出現する、内容は大網・小網が多い、 嵌頓をおこしやすく腸管壊死を合併しやすい メッシュにて大腿輪を覆う、診断がつけば速やかに根治術 9位 球麻痺と偽性球麻痺 球麻痺:球(bulb)とは延髄のことで、昔の解剖学者が延髄を脊髄の球状延長とみていたために残っている。 下位脳神経麻痺(嚥下障害や構音障害など)を指す、下位の麻痺なので舌萎縮や線維束性収縮(+)、 下顎反射低下、咽頭・催吐反射(+)、軟口蓋反射の消失は稀、半固形物が飲み込みにくくなる ALS、MG、PM、ポリオ、Walenberg症候群で見られる 偽性球麻痺:症状的には延髄機能障害を示唆するけれども、皮質球路(corticobulbar tract) とくに両側内包部の障害により下位脳神経麻痺を来した状態を言う。 すなわち延髄がやられていないのに延髄がやられたのと同様の症状を呈するため仮性球麻痺と言う 舌萎縮や線維束性収縮(-)、下顎反射・咽頭催吐反射は亢進する、軟口蓋反射は消失 両側の大脳、脳幹の血管病変が原因となる、水様物が飲み込みにくくなる 8位 細菌性髄膜炎の年齢別の起炎菌 新生児:B連菌(50%)>大腸菌(25%)>インフル菌(20%)>リステリア(重篤) リステリアを無視できないのでアンピシリン+3世代セフェムを使用 乳幼児:インフル菌(70%)>肺炎球菌(25%) カルバペネム+3世代セフェム 成人:肺炎球菌(65%)>インフル菌(10%)>髄膜炎菌 カルバペネム or 3世代セフェム+バンコマイシン サイトカインの放出抑制のため、抗菌薬の投与直前・あるいは同時にステロイドを投与する。 Waterhouse-Friderichsen症候群:電撃性菌血症 髄膜炎菌による敗血症に続発する出血性副腎不全 →低Na血症、高K血症、代謝アシを伴う、ショック、DICの症状 7位 1歳半でできること・3歳でできること 1歳6か月:上手に歩く、なぐり書き、積み木を2つ、単語が増えだす 3歳:片足立ち、3輪車、靴をはく、名前と年齢を言える、自己中心的、反抗的、箸を使う、パジャマ 3つ物を数える、○を描く、会話ができる、2語文を使いこなす 6位 ビショップスコア 点数 0 1 2 3 子宮開大度(cm) 0 1~2 3~4 5~6 展退(%) 0~30 40~50 60~70 80~ 下降度 Sp-3 SP-2 Sp-1,0 Sp+1~ 内子宮口の位置 後方 中央 前方 頸部の硬度 硬 中 軟 5位 学校感染症 第1種:感染症法の1.2類感染症、ただし結核は除く、いずれも治癒するまで 第2種 インフル:解熱後2日、咽頭結膜炎:主要症状消退後2日 百日咳:特有の咳消失まで、流行性耳下腺炎:耳下腺の腫脹消失まで 麻疹:解熱後3日、風疹:発疹の消失まで、水痘:全ての発疹の痂皮化 結核:感染の恐れがないと認められるまで 第3種:その他、感染の恐れがないと認められるまで 4位 定期予防接種と生ワクチン 予防接種を行う1類疾患(集団予防目的、小児が対象) 結核・ポリオ・ジフテリア・百日咳・破傷風・麻疹・風疹・日本脳炎 2類疾患(個人予防目的)インフルエンザ 生ワクチン:ポリオ、麻疹風疹、結核、ムンプス、水痘、黄熱 3位 Wiskott-Aldrich症候群 Wiskott-Aldrich症候群:機能細胞骨格蛋白の異常によりT,B細胞の接触不良、血小板の小型化 Tの異常により加齢とともにCD8が低下、 Bの異常によりIgM低値→肺炎球菌・ジフテリア・破傷風に易感染 IgEとIgAは上昇する、掻痒感を伴う湿疹は重症例で多い 自己免疫性疾患や悪性腫瘍を合併する 第2位 血液検査で入れておく薬剤 EDTA採血管:血球計算用の採血管、EDTAによって凝固しない検体を作成できる ヘパリン採血管:ガス分析、アンチトロンビンの作用を高めることで凝固しない検体を作成する クエン酸ナトリウム採血管:血液凝固検査(PT、APTTなど)用の採血管 EDTAほどではないがCaイオンをブロックする作用があり、 このほどほどにブロックするのが凝固検査用に丁度いい。 採血して試験管レベルでカルシウムイオンを添加することにより、凝固が開始される。 フッ化ナトリウム(NaF)試験管:血糖用試験管として有名。 NaFは解糖系をブロックするため、採血後にも血糖の値が低下しない。 EDTA採血管を使用すると偽性血小板減少症が生じる可能性がある 高濃度ヘパリンには血小板を凝集する作用があるので一般には血球計算用には用いられない 第1位 神経皮膚症候群 レクリングハウゼン病(神経線維腫症1 型) 神経堤起源細胞由来の母斑症で,神経線維腫,色素斑,多臓器の神経系腫瘍を主徴とする。 NF1 は最も頻度が高く約3,000 出生に1 例の割合で生じる 常染色体優性遺伝.生下時から多発する色素斑(カフェオレ斑), 小児期以降で出現する軟らかい腫瘤(神経線維腫)、貧血母斑などが重要. 中枢神経病変として,脳神経および脊髄神経の神経線維腫,グリア細胞腫,髄膜腫など. 痙攣発作や知能低下,学習障害などもある.脊柱側彎や胸郭の変形および骨欠損などの 骨の異常が約半数の症例でみる.眼ではLisch 結節と呼ばれる虹彩の結節を生じる. 眼窩内に神経線維腫を形成し,眼球突出を生じることがある.まれに先天性緑内障や網膜腫瘍を生じる。 クロム親和性細胞腫の合併率も一般より高い. 治療はレーザー療法や外科的切除.進行性疾患であるため,中年期以降,全身に無数の神経線維腫の 発生をみることがあるが、一般的に生命予後はよい. 神経線維腫症2 型 両側聴神経の神経鞘腫(前庭神経鞘腫)など中枢病変が主体となる.聴力障害やめまいを起こし, 腫瘍の拡大によって四肢の麻痺や知覚低下を引き起こす.弾性硬で境界が明瞭な皮下の神経鞘腫症も認める. NF1 でみられるカフェオレ斑とは異なる褐色斑がみられることもある 5 ~ 10 万人に1 人の割合で発生する常染色体優性遺伝形式の疾患 神経線維腫症1 型 以下の所見のうち,2 つ以上を有すること. 1.5 mm 以上のカフェオレ斑が6 個以上(思春期前) 15 mm 以上のカフェオレ斑が6 個以上(思春期後) 2.2 つ以上の神経線維腫か,末梢神経内に1 つ以 上の神経線維腫 3.腋窩あるいは鼠径部の色素斑 4.眼窩内の神経線維腫 5.2 個以上のLisch 結節 6.骨の異常 7.NF-1 の家族歴 神経線維腫症2 型 以下の所見のうち,1 つ以上を有すること. 1.CT かMRI での診断で認めた両側聴神経の腫瘍 2.NF-2 の家族歴があり,本人が一側性の聴神経腫 瘍を有するか,神経線維腫,髄膜腫,神経膠腫, 神経鞘腫,若年性白内障のうち2 つを有していること. 結節性硬化症 Bourneville-Pringle〔ブルヌヴィーユ・プリングル〕母斑症 顔面の血管線維腫,知能障害,痙攣発作の3 主徴. 常染色体優性遺伝.乳児期の葉状白斑,幼児期以降に多発する鼻周辺の丘疹(血管線維腫)が特徴的. 粒起革様皮膚,爪囲線維腫〔Koenen(ケネン)腫瘍〕も重要な所見. ・顔面の血管線維腫(angiofibroma) 常色~淡紅色で,直径2 ~ 10 mm までの硬い丘疹が多発する.鼻唇溝,頬部,鼻周辺に 対称性に出現するのが特徴的である(図20.29).約90 %の症例で認められ,また特異性も高いため 本徴候をもって診断できる.生下時には認められず,多くは3 ~ 4 歳頃から初発し, 年齢とともに増加する.成長とともに皮疹が融合し,腫瘤状や局面状の病変を呈する ・粒起革様皮膚(shagreen skin) 結合織母斑の一型.粒起革とは“表面がブツブツした,なめしていない革”という意味である. 主に腰や殿部に,直径3 cm大までの硬い扁平隆起性病変が生じて融合し,唐草模様のような外観を呈する. 思春期以降明らかになってくることが多い ・葉状白斑(white leaf-shaped macules) 体幹や下腿に好発する長楕円形の色素脱失.病変部位でのメラニン産生低下によって生じる. 本徴候は約半数の症例で出現し,乳幼児期から出現するため早期発見の手がかりとして重要であるが, 正常人でもまれにみる.慎重に観察しなければ見逃されることが多いが, Wood 灯を照射すると確認しやすい. なお,白斑の増加はない ・中枢神経症状 痙攣発作および知能障害が主となる.痙攣発作は約半数の患者でみられ,生後1 年以内に始まる. 発作型は点頭てんかん,Lennox 症候群,強直間代発作など多様である.さまざまな程度の 知能低下が認められることがある. 頭部CT で側脳室壁や基底核での結節状石灰沈着と側脳室の拡大,MRI で大脳皮質などに結節状の腫瘤 〔病理学的には星状膠細胞性過誤腫(astrocytic hamartoma)〕を認める Sturge-Weber:顔面の単純性血管腫に脳軟膜の血管腫による神経症状および ブドウ膜の血管病変による眼症状を合併するもの。 常染色体優性遺伝病 顔面の単純性血管腫(ポートワイン母斑) :三叉神経の第1枝に一致して片側に生じることが多い。 神経症状:脳軟膜に血管腫が生じるとてんかんを来たすほか、片麻痺を生じることもある。 緑内障:脈絡膜の血管腫によって眼圧が亢進する。 頭部CT所見:脳軟膜血管腫が高吸収域に見える。 頭蓋内石灰化像 tramline calcification 脳回に一致した石灰化によって、頭部X線およびCTにて二重曲線の陰影を見る。
https://w.atwiki.jp/birthcontrolpill/pages/16.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 製剤写真 【販売名】 ヤーズ配合錠 【開発・製造販売(輸入)・提携・販売会社名】 製造販売元(輸入):バイエル薬品株式会社 【発売年月日】 2010 年11 月16 日 【成分・含量】 淡赤色錠(24 錠)及び白色錠(4 錠)の2 種類からなる製剤 淡赤色錠:1 錠中,ドロスピレノン3mg 及びエチニルエストラジオール ベータデクスとしてエチニルエストラジオール0.020mg 含有 白色錠(プラセボ錠):含有せず 【効能・効果】 月経困難症 【世代】 第4世代 【特徴】 いわゆる低用量ピルです。ごく少量の卵胞ホルモン薬と黄体ホルモン薬が配合されています。 卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールの含有量は国内最低の0.02mg。 低用量化により、副作用の軽減と休薬期間の短縮がはかれます(7日→4日)。 休薬期間が短いと、ホルモン消退時の諸症状、たとえば腹痛や頭痛の軽減につながるわけです。 黄体ホルモンとして採用されているのが、国内初のドロスピレノン。こちらは、第3世代の新規黄体ホルモン薬です。 男性ホルモン様作用がほとんどなく、また弱い利尿作用を持ち合わせているのが特徴です(抗アンドロゲン作用、抗アルドステロン作用)。 このため、ニキビやむくみに対する副効用が期待できます。 周期的に服用を続けているあいだ、排卵や月経がおさえられますので、当面妊娠の予定のない人、あるいは希望しない人に向く治療法です。 「偽妊娠療法」とも呼ばれ、妊娠しているときと同じような状態になります。 正式な適応症は月経困難症で、これには子宮内膜症に伴うものも含まれます。 なお、欧米では経口避妊薬として、あるいは月経前不快気分障害や 尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療薬としても認められています(日本では未承認で適応外)。 名称の由来:該当しない .
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B 急性間質性肺炎
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http //takedanet.com/cat5621932/ 特設スタジオのまとめ(改変しています。) http //takedanet.com/cat11645548/ 特設スタジオ2 http //takedanet.com/ 原発 緊急情報(14) 3月18日午後9時、放射線速報 http //takedanet.com/2011/03/14_9fe6.html 文科省の測定では、福島原発から北方30キロメートルで、3月17日は170マイクロシーベルト、18日は150マイクロシーベルトだった。もちろん、すべて1時間に被曝する量である. 従って、この2日間の平均的な放射線は(1時間いれば)160マイクロシーベルトであったと考えられます。一般人が年間に被爆しても大丈夫な量は1ミリシーベルトとされていますから、1000÷160=6時間となり、福島原発の北側30キロにいる人は7時間だけそこにいたら一般人が1年間で浴びていいという。基準値を超えることになります。 これがなんで健康に影響がない数値といえるのでしょうか? 東大の専門家は何を考えているのでしょうか?それは現在の基準がおかしいと心の中で思っていることと、本当のことをいうとパニックになる可能性があるので、東大の先生のような社会の主導者は本当のことは言わなくてもよいという気持ちがあると推定されます. 例えば、放射線の作業者は年間で50ミリシーベルトの放射線暴露が認められています(一般人の50倍)。また、一度に強い放射線を浴びたときより、弱い放射線を7時間浴びた時の方がダメージが小さいという知見もあるからです。 しかしそこが間違っています。放射線の作業をする人は健康診断もしますし、放射線の測定値もしながら作業をします。また放射線のあるところで厳し作業をする人には「妊婦や赤ちゃん」はいません。だから、作業者は50ミリシーベルトになっていて、一般人は1ミリシーベルトなのです。事故が起こらない時には、厳しい基準を決めて原子力が安全なように見せかけ、事故が起こると「基準は本当は厳しすぎる」というのは余りにも無責任です福島原発から北へ50キロ程に住んでいる人たちは、1日以内に一般人が1年で浴びても良いとされる。放射線を上回る可能性があります。 「あびても良いという放射線量を超える」ということは人によっては障害が発生する可能性があると考えて正しい判断です。 ところで、わたくしが心配していた福島市は、ここ3日で20マイクロ,17マイクロ、13マイクロと幸い、低めになっています.どうも風向きが少し南になってきたのでは無いかと思います。明日はやや高気圧が太平洋に来て温かくなる予想ですので、その影響かも知れません.でも、1000÷17(3日間の平均)=59時間(2日半)ですから、福島に3日以上居住している人はすでに1年間で許容される放射線に暴露されたことになります。従って、もしも自治体が福島市の市民は1年間で許容される放射線以上に浴びてはいけないと判断するならば、そろそろ避難する必要が生じています。幸いなことに、福島から南の茨城、栃木、千葉、東京、埼玉、神奈川等の放射線量は、かなり減ってきました。これから見ると風の向きが北東から日風もしくはやや南風に変わったと考えられます。この地域はおおよそ0.1マイクロシーベルトを下回りましたから、当面の危険は少なくなったといえるでしょう。 昨日あたりから福島県を中心に、比較的高い放射線が観測されてきたことから、「強い放射線を浴びるなら危ないが、この程度の放射線を長く浴びるのなら大丈夫だ」というコメントを専門家がするようになりました。 わたくしのブログにも人間には放射線に対する防御力があり、強い放射線を短時間に浴びるよりも、間歇的に放射線を浴びれば、人体がその損傷を回復してくれると書きました。 しかし、一方で、わたくしは計算ではそれをあまり使っていません。というのは、このような事故のときには、学問的にも定量的にもハッキリしていない解釈はできるだけ避けて、まず第1に今まで決めてきた数値を参考にするということではないかと思います。 放射線の基準は、あくまでも1年あたりこのくらい被曝してもいいとか、このくらいの総量なら白血病になる確率があるとか、そのように決まっています。従って、1ヶ月の間に被曝するなら大丈夫とか、1年間ならそんな量は問題にならないというような新しい考えを持ち込むのは間違っていると思います。 できましたら簡単な計算ですから、付近で測定されているデータを1日ぐらい平均してそれを計算されることをおすすめします。例えば、1マイクロシーベルトですと、それを1000倍してください。1マイクロシーベルトなら1000倍で1ミリシーベルトになり、一般人が平均的に1年間で被爆する限度になります。またその値が10ミリシーベル(もともとの測定値が10マイクロシーベルト)を超えるようでしたら、付近の人や自治体と相談をして退避するかどうかを検討されたらいいと思います。 福島原発は次第に落ち着いているようです。だから、決して不安になることはありませんが、しっかり計算をしてご自分でご判断されることが重要かと思います。申し訳ありません. (平成23年3月18日 午後10時、執筆) 原発 緊急情報(13) 逃げられない人のために その2 http //takedanet.com/2011/03/13_f800.html 「放射線で損傷したところは体が直してくれる」ことと、「放射線は空気中にある小さな物質から来る」という二つを組み合わせますと 1) 外出を控えること、 2) 外出するときにはウインドブレーカーのようなものを着ること、マスクや帽子をかぶること、 3) 帰宅したら玄関先でそっと脱いで洗濯すること、 4) 連続的に外出しないこと、 5) 外出した人が放射線物質を家の中に持ち込んできてその放射線で赤ちゃんが被爆するということがないようにすること などが有効であることがわかると思います。もちろん、何らかの手段で2,3日でも遠くに行くことができれば、その間は放射線で損傷した体はすこし元に戻ります. このようなことを十分に注意すれば、原発に近い人は別にして、 「東京と福島との間に住んでいる人、仙台あたりの人は比較的安全になる」 ということができると思います。 このブログでは1時間に浴びた量で1ヶ月の打撃を示しています。つまり打撃を受ける上限を言っているということになります。 (平成23年3月18日 10時 執筆) 原発 緊急情報(11) どこがまでが危ないか:計算結果 http //takedanet.com/2011/03/11_0ba1.html 計算結果をまとめますと、 1) 原発の近くの町や、茨城県の北の地域、福島市等はすでにやや危険な状態にある、 2) 東京まで来ると今のところまだ危険な状態にはない、 3) データが部分的なので、全体的な見通しができない、 4) 健康な大人と、妊婦もしくは赤ちゃんとでは、放射線の感度が相当違うので、誰を基準にするかで危険度が変わってくる、ということです。赤ちゃんは現実にいますし、原発の処理がうまくいけば汚染はなくなっていきます。逆に1ヶ月ぐらい続くこともあるのです。さらに、今日だけのことを考えるわけにも行きません。今日のデータだけを使うのではなく、おおよその今後の変化も加味しました。 重要なことですから。前提を細かく説明しておきます。 【第一】まず、政府や NHKがどのように間違って言っているかというと、 1)1時間あたりの放射線というを値は、わたくしたちにはほとんど関係がないのに、1時間あたりの放射線の値を言っていること、 2)それを全く関係のないレントゲンの場合などと比較していること、 です。 つまり、「1時間当たりの放射線が1ミリシーベルト」だったとします。これを仮に1秒あたりの放射線でいれば、0.3マイクロシーベルトになり、「全く問題のない放射線の強さ」になります。逆に、1年あたりの放射線とすると、約9シーベルトになるわけですから、「全員が死亡する放射線の強さ」になります。わたくしの注意点の第一は、政府や NHK が1時間当たりの放射線の強さを、それと関係ないレントゲンの量などと比較をしていることです。1時間あたりの放射線の強さは専門家にはある目安になりますが、「自分がここにいてよいのか、子供をここにおさせていいのか」ということを考える時には無意味な数字だからです。 わたくしは今朝、その危険性に気が付いたわけです。 【第二】一方、例えば、1ミリシーベルトのところ(1時間あたりでも1秒あたりでも)にいても、それは24時間ずっと外にいる時です。現実的には、冬場でもありますし24時間外にいるということはありません。どんなに長い間外にいてもせいぜい6時間ぐらいでしょう。ですから例えば1ミリシーベルトという時にはそれを4分の1にして0.25シーベルトとして計算するのがよいと思います。ただ家によっては換気の状態が違いますので、なかなか一概には言えないということがあります。かなり密閉性の良い家にいて、ほとんど外出しなければ10分の1ぐらいというデータもあります。逆に、外から帰って来ても服の外に放射性物質がついているときに、それを綺麗に払わなければ被曝する時間は長くなるということになります。 【第三】また、赤ちゃんや妊婦が普通の人よりどのくらい感度が高いかということはなかなか難しくて、一概に言えません。おおよその目安は、赤ちゃんや妊婦は普通の人の10倍ぐらい安全性を見たほうがいいというところでしょう。赤ちゃんを育てている人はこのことがとても心配だと思いますので、今後も少し調べていきたいと思います。今のところ、わたくしは家のお父さんとして、「自分はまあ大丈夫だけれども妊娠している女性もいるから、安全を見たほうがいい」というように考えています。 【第四】最後に、今日のデータを使うか、今後1週間ぐらいに予想されることのうち「やや悪い方を使うか」という問題があります。今日のデータだけを使えば、良いデータもあれば悪いデータもあります。また、今後1週間を考えると予想が外れることもあります。しかし、福島原発の問題で冷却がうまく行き沈静化してしまえば、それはそれで良かったのではないかと思います。 危険を煽りすぎるという批判は必ずありますが、原発が上手く安全になったときだけのことを考えるのも問題です。 福島原発の容器が破裂して今の10倍ぐらいの放射線がでるようになったときのことを考えておけば、お父さんとしての責任は果たせるのではないかと思います。 そこで、計算に入ります. 一昨日からのおおよそのデータを参考にして、「赤ちゃんがいる家庭で、福島原発の容器が破裂して、放射線が10倍ぐらいになったとき。最低でも1ヶ月ほどは一日の4分の1は外にいる状態で、今のところで生活しても良いか」ということで計算します。そうすると、 {元のデータ(1時間あたりのシーベルトの平均値)}*10(赤ちゃん)*10(容器破裂)*0.25(外にいる時間)*1000(1時間と一ヶ月少しの時間の比率) =1時間あたりのシーベルトの平均値×25000 となります。 読者の方で大人の人は計算の値を10分の1に、原発は今の状態より悪くならないと思う人は10分の1にしてください。ここで原発が今より10倍の放射線の漏えいになるとしたのは、政府が「福島第一3号炉に水を追加するには17日が限度だ」とコメントした「限度だ」ということを今より10倍としました。(「限度だ」では計算できないから) つまり、以下の計算は、 {今のところに1ヶ月以上は住むつもりで、赤ちゃんがいて、福島原発が今より少し悪くなる} ということが前提です. 1) 浪江町の人 文部科学省が測定した時の放射線が最大で330マイクロシーベルト、最低が160マイクロシーベルトだったので、これをそのまま平均して考えると(一日平均、もしくは今までの累計はデータが手元にありません)、 毎時245マイクロシーベルト*25000=約6シーベルト 計算結果:死ぬ。 容器が破裂しない場合: 245マイクロシーベルト*2500=約600ミリシーベルト 計算結果:白血病になる。 2) 高萩市 14日22時から15日22時まで1日間 平均放射線 毎時約2マイクロシーベルト 計算:2*25000=50ミリシーベルト 計算結果 法律の許容値の50倍。白血病の4分の1 3) 福島市 文科省データ 毎時20マイクロシーベルト (一日の平均値不詳) 計算 20*25000=500ミリシーベルト 計算結果 白血病 4) 東京 いろいろなデータが毎時0.1から1マイクロシーベルトぐらい 計算 0.1or1*25000=2or25ミリシーベルト 計算結果 法律の許容値の2から25倍程度。 やや危険。 となります。 これは「危険を煽ることも、内輪に計算することもしない」場合です. このように計算しますと、 1) 原発に近い人は風上の遠いところに移動した方が良い、 2) 福島、高萩ぐらいのところの人はやや危険で、原発が沈静化すれば良いし、容器が破損すると逃げた方が良い、 3) 東京はまだ少し余裕がある、 ということになります。 この計算結果は多くの方からの情報でまた修正しますが、福島、茨城の地域のデータでは時間あたり3マイクロシーベルトぐらいがでているので、赤ちゃんや妊婦の方は注意した方が良い、東京はまだ少し余裕があるという事になりました。 やや予想より厳しい結果になりましたが、これは赤ちゃん係数10、原発の悪くなる係数10が効いています.赤ちゃんや妊婦はデータをさらに調べます.また原発が悪くなる係数はそれぞれの予想によって考えてください。 (自衛隊のヘリコプターの測定値は毎時80ミリシーベルトぐらいだったが、昨日はさらに高かったと報告されている.80ミリシーベルトでは1時間から4時間で白血病などになる。自衛隊員も可哀想だ.) (平成23年3月17日午後2時 執筆) 原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?! http //takedanet.com/2011/03/post_b9fc.html 政府とマスコミがごまかしを始めた。これはどうしてもすぐ多くの人が気がついて理解しておかなければならない。 それは「1時間あたりの放射線」と「そこに住んでいる子供が受ける放射線」の問題だ。実に危険なごまかしを始めた。 放射線の強さを「シーベルト」で示すが、これには「年間にあびるシーベルト」、「1時間あたりのシーベルト」、「白血病になるシーベルト」、「瞬時にあびるシーベルト」と4つある. この複雑なことを利用して、昨日から政府とマスコミは歩調を合わせてごまかし始めた。子供をもつ親はその責任から、絶対に次のことを理解して欲しい。(今、私は計算中) まず、法律で決められた「普通の人は一年に1ミリシーベルトまで(自然放射線を除く)」というのは、「1年間」だ。 政府発表やテレビで報道しているシーベルトは「1時間あたりのシーベルト」だから、1ヶ月少し(42日)住んでいるところの場合、それを1000倍する必要がある。白血病になるシーベルトは約400ミリシーベルトで、これは1時間でも1年でもなく、そのままである。だから1時間400マイクロシーベルトのところに1時間いても大丈夫だが、1ヶ月あまり住んでいると白血病になる.レントゲンを受けると「一度に600マイクロシーベルト」の放射線を受けるが、これは瞬時である. どのぐらいで何が起こるか 4シーベルト 死ぬ 400ミリシーベルト 白血病 1ミリシーベルト(1年) 法律で定められた限界 1) 福島原発2号炉から放射線が漏れたときに枝野官房長官が発表した数値は1時間に400ミリシーベルト。 (もし、その場所に1ヶ月少し住んだら、400シーベルトになり死亡.その100分の1で死亡するから1日いたら死亡する) 2) 文部科学省が3月16日に発表した福島原発から20キロの地点(福島県浪江町周辺)の放射線は1時間330マイクロシーベルトであった(1時間あたりと思う)。 (そこに1ヶ月少し住んだら330ミリシーベルトになり、白血病になる数値・・・これをテレビでは「安全な放射線」と言っていた。) 3) 3月15日頃の東京の高い値は1マイクロシーベルトぐらいだった。 (東京に1ヶ月少し住むと、1ミリシーベルトで、1年ぐらい住むと子供はかなり危険。胃のレントゲンが1回で600マイクロシーベルトだから、1ヶ月で2回のレントゲンを受けることになる。) 【政府のトリック】 政府やマスコミは「福島原発から20キロのところの放射線は、330マイクロシーベルトだから、胃のレントゲンの2分の1」という言い方をしている。だから安全という.しかしそれは「そこに1時間しかいない人」の事であり、住んでいる人ではない。だから、1ヶ月あまり住む人は330ミリシーベルトを浴びることになり、子供も親も白血病になるだろう.すぐ待避しなければならない。決して「安全な放射線」ではないのだ。 今、私(武田)は少し動揺している.もし文部科学省が16日に発表した値が正しく、私の計算があっていれば、政府は直ちに浪江町の人をもっと遠く(風上)に待避させる必要があるからだ。でも、まったくその気配はない.なぜなのか? 私の計算が間違っているのか? それでは浪江町の少し南の人はどうなのだろうか?たとえばある地点で測定してみるとその3分の1の100マイクロシーベルトのところに住んでいる人は、3ヶ月住むと白血病になる.子供はさらに早いかも知れない。もう一度、慎重に考えてみる.もしこの計算が本当なら大変だが、どこかに間違いがあることを願う. 原子力の専門の人、チェックしてください。もし、この計算が正しいと大変ですから。間違えていたらすぐ訂正します。でも重要な事ですから。南無三! 私の勘違いであってくれ! (平成23年3月17日 午前9時30分 執筆) 原発 緊急情報(7) 東京を逃げ出すべきか? http //takedanet.com/2011/03/post_04ac.html でも、あまり驚かないで欲しい。というのは、今、福島で漏れている放射線物質は数100ミリシーベルトだから、それが移動した状態のことを考える.まず、一日中、北風が吹くわけではないので、時間が限定されること、第二に遠くに来るので少し拡散すること、第三にもともとものすごい量の放射線物質ではないこと、である。 従って、私の家族に小さい子供がいたり、妊娠している人がいた場合、1,2日まって様子を見る。微量の放射線は今日中に東京、神奈川ぐらいまで来るだろうが、それはごく微量だろう.その様子を見ても放射線障害になる可能性が低いからだ。私も今夜、もう一度データを解析してみるが、今日はそっと戸締まりして寝ても大丈夫である. (平成23年3月15日 執筆) 原発 緊急情報(5) http //takedanet.com/2011/03/post_a1c1-1.html 本日午前4時頃、東京電力から福島第二原発2号機に水を入れても炉内の水が増えないとの発表があり、その終わりに、「すぐに、何か、その、危機的な状態に陥ることはないのではないかと考えている」と言った.これでだいたいの事は分かった。続いて午前6時頃、爆発によって2号機の格納器の下が破れたとの発表があったが、予定通りである. 今後 原子炉内の放射性物質が漏洩するのを防ぐことができなくなった。だから、周辺の放射線は上昇を続けるだろう.ただ、これまでのように発電所側が必死になって「絶対に放射線を漏らさない」という切迫した状態では無く、「すでに漏れを止めることはできない」ということになり、判断は正常になるだろう.その結果、放射線漏れは「かなり酷いが、破滅的ではない」という状態になったと私は考えている. 私は本日、大阪から東京へ向かう.大丈夫だからだ。 (平成23年3月15日10時 執筆) 原発 緊急情報(3) http //takedanet.com/2011/03/post_c209.html 現在の状態で「原子炉が爆発する」可能性は3つある。 1) 水素爆発: 露出した燃料に水が接触して水素を発生し、炉の外にでて酸素と結合して爆発する(化学反応) 2) 水蒸気爆発:高温の物体に水が接して急速に水蒸気になり、その体積膨張で爆発する(物理的爆発) 3) 核爆発 :燃料が溶けて固まり臨界状態に達して原爆のようなことになる (平成23年3月14日 執筆)